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発熱外来 アップデート情報

投稿日: 2022年02月03日(木)

日々状況が変化していますので、2022年2月3日時点での発熱外来のアップデート情報をお届けします。(2月11日更新)

 

□当日15分で結果が出る「ほぼ」PCRの核酸増幅検査、検査再開のお知らせ

当日15分で結果が出る等温核酸増幅検査(IDnowによるNEAR法)は試薬不足で休止していましたが、試薬をある程度確保できましたので再開します。症状がありコロナが疑われる方はこの検査を公費でお受け頂けます。これはPCR検査と同じ核酸増幅検査の括りに入る、いわば「ほぼ」PCRとも言える検査です。PCRと同等の感度の検査が当日15分で結果が出ます。「会社からPCR検査をするよう言われた」という方は、この検査を受けたらOKです。この検査は国の検査件数の報告ではPCRとして報告しております。ただし試薬に限りがありますので、人によってはまず抗原検査をして陰性であればこの核酸増幅検査を行う、という手順になります。なお、外注のPCR検査は結果は現状1〜2日後に結果が出ますが、この外注のPCR検査は一旦休止します。

 

□予約開始日時について

発熱外来の予約枠は、基本的に前日朝10時頃にアップします。

2日以上前に公開しない理由としましては、受診するお一人おひとりを登録するのにかなり時間がかかります。2日以上前にアップするとキャンセルが増えてしまいますので、そのロスを避けるためです。

 

□待機場所関連(場所、電話、自転車)

【待機場所と到着時電話について】

改めて待機場所についてのお願いですが、発熱外来受診者はクリニックの中には入らないでください。直接にしかわクリニック専用駐車場に入ってください。また、着いたら080-7667-5694にお電話して頂きますが、西河がバタバタしているときは電話に出られないことがあります。その場合は駐車場に『指示なくコンテナやテントに入らずに』お待ちください。コンテナやテントが万一未消毒の状態ですとご迷惑をおかけしますので。

【自転車を置く位置について】

自転車はコンテナとテント1の間の、マンションのベランダ近くに停めてください。車2台分駐車できるのですが、そこに自転車を置くと車が停められなくなりますので、車が駐車しやすいようにご協力よろしくお願いします。

 

□発生届は翌日中に

連日30人前後(最高37名/日)の陽性者が出ており、発生届を出すのに翌日までずれ込んでいます。陽性になった方で翌日24時になっても携帯にMy Her-sys URL通知が届かない方は、こちらが発生届を出し漏れているか、もしくは携帯番号を入力ミスしている可能性が考えられますので、『080-7667-5694』にショートメッセージでお名前と用件を添えてご連絡ください。

 

□証明書の発行や保険請求について

1.陰性証明、陽性証明、その他保険会社や職場に提出する書類

陰性証明書、陽性証明書の発行は基本的にはしておりませんが、仕事の都合などでどうしても必要な方は診察終了前にご相談ください。

陽性証明の代わりになるものとして、保健所から『宿泊・自宅療養の勧告書』があり、この書類は保健所から請求しなくても送られてきます。ただし、2月3日時点では発生届が提出されてから家に届くまでに約2週間かかっているようです。

また、保険会社に提出する必要のある『宿泊・自宅療養通知書』や『就業制限解除通知書』は東住吉区の保健福祉センターの健診担当に連絡すれば発行してもらえます(電話番号 06-4399-9882)。

なお、自宅療養終了後に勤務等を再開するにあたっては、PCR検査は不要ですし、公費の対象でもありませんし、職場に陰性証明を提出する必要はありません。職場に陰性証明を提出する必要がないことは、厚生労働省から各都道府県労働局にも周知されています。

 

□みなし陽性の登録について

新型コロナウィルス感染者の同居家族が発熱するなどの症状を出した場合、検査をしないでもみなし陽性として検査結果で陽性の者と同等の対応を受けることができるようになりました。また、自宅で簡易検査キットで陽性になったり、無料PCR検査センターで陽性になった方についても、その情報を元に陽性者として登録することが可能となりました。これは医療の逼迫を避けるための処置ですが、当院現時点での方針としてはきちんと検査をして診断をすることを原則とします。当院の発熱外来を受診していない方についてみなし陽性として発生届を出したり、自宅キット陽性や検査センターで陽性になった方を陽性として発生届を出すことは原則行いません。これは、当院を受診される患者さんとそのご家族のサポートだけで手一杯だからです。ただし、当院に受診された一家で陽性者が出て、検査を受けたときは症状が軽く陰性だったがその後発熱した、というような場合には検査をお受けいただくか、あるいはみなし陽性として発生届を出すなど、個別対応させて頂きますので080-7667-5694にショートメッセージでご相談ください。

 

□コロナの治療薬について

検査で陽性だった方には、解熱鎮痛剤、喉の炎症を抑える薬や咳どめを基本処方として出させて頂いております。陽性だった方の処方にはお金はかかりません。

コロナの内服治療薬ラゲブリオの処方は重症化リスク因子2つ以上の方で処方を検討します。重症化リスク因子2つ以上かつワクチン2回接種していない方を優先します。

 

□自宅療養中の状態悪化に際して

現在大阪市ではコロナで肺炎になっていても酸素飽和度が93%以下に低下している『中等症Ⅱ』でなければ入院できなくなっています。ただし中等症病床も満床となっているため、酸素飽和度が93%以下の中等症Ⅱの状態でも入院できない方には自宅で酸素投与を検討しますので個別にご相談ください。