当院の治療方針の根幹にあるのは、患者さん中心のアプローチです。

治療法の選択は、最終的には患者さんご自身が行います。

私は、西洋医学と統合医療の両面から情報を提供し、患者さんの意思決定をサポートする役割を担っています。

まず、養生を中心とした生活改善が重要です。食養生では、低カロリー食、植物性食品中心の食事、発酵食品の摂取などを推奨しています。心の養生では、ストレス管理、瞑想、感情の適切な表現などを重視します。また、運動療法も気の流れを改善するために不可欠です。これらの養生法は、がんの予防だけでなく、治療中や治療後の回復にも大きな役割を果たします。

西洋医学の治療を否定することなく、必要に応じて併用することも良いと思っております。がんの専門医による治療を受けておられる方も、その治療と並行して当院の治療を受けていただくことができます。

従来の細胞殺傷型の抗がん剤は、正常な細胞にもダメージを与えるため、大量投与には慎重になる必要があります。しかし、少量であればホルミシス療法のような形で活用することも可能です。また、近年では寿命を延ばす新しいタイプの抗がん剤も登場しています。例えば、がんの新生血管を抑制する薬、がん細胞の増殖を抑えるドライバー変異を標的とした薬、免疫チェックポイント阻害薬などがあり、これらについても併用は問題ありません。

がんの原因は複合的で、食生活や運動習慣、ストレス、自己抑圧など、様々な要因が絡み合っています。本当の自分らしさを生きられていないことも要因の一つと考えられます。これらの要因が重なり、呼吸が浅くなったり、免疫が弱まったり、血液の質が悪くなったり、活性酸素が発生しやすくなったりして、遺伝子に変異が起こり、がんが発生し、増殖します。

そのため、治療においても多角的なアプローチが必要となります。当院では、患者さん自身の力を引き出し、自然治癒力を高めることを重視しています。具体的な治療内容としては、以下のようなものがあります：

1. 養生を中心とした生活改善（食養生、心の養生、運動療法）
2. ホルミシス療法（ラドン療法、オゾン療法）
3. 生体自然療法のお手当て（氣の滞りを取る療法や頭蓋仙骨療法）
4. UEエネルギーヒーリング（好ましくない運命傾向の改善・メンタルブロックの改善）
5. 神我コーチング（本当の自分で生きる、未来のビジョンの自分からコーチングを受ける、トランスフォーメーショナル・コーチング）
6. サプリメント（サルベストロール、水素など）
7. 光線療法
8. ヒーリングの講座（UEプラクティショナー講座・UEアドバンストプラクティショナー講座）

ホルミシス療法では、ラドン療法やオゾン療法を用いて、体に適度な刺激を与え、生命力を活性化させます。これにより、免疫抑制状態を解除し、血液の状態を改善することを目指しています。

頭蓋仙骨療法は、体の骨の特殊な呼吸リズムを整えることで、生命力を高め、ホルモンバランスや神経系の働きを改善することを目指しています。

サプリメントについては、水素やサルベストロールなどを活用しています。特にサルベストロールは、がん細胞特有の酵素によって活性化され、正常細胞にはダメージを与えずにがん細胞を死滅させる可能性がある天然由来の成分です。

さらに、当院ではスピリチュアルな側面にもアプローチしています。魂のカルマや前世、幼少期のトラウマなど、表面意識では気づきにくい要因にも注目しています。UEエネルギーヒーリングやトランスフォーメーショナルコーチングを通じて、潜在意識レベルの問題にアプローチし、トラウマの癒しや家系のエネルギーの改善を図ります。

がん治療で一番大切なこと

最も重要なのは、患者さん自身が本当の自分を生きることです。

がんという経験を通じて、これまでの生き方を見直し、本当にやりたいことを見つけ、実践していくことが大切です。

健康を取り戻すだけでなく、幸せに輝いて生きることにコミットしていただきたいと考えています。

そのために、神我コーチングを通じて、本当の自分を生きられるよう導きます。未来のビジョンの自分からコーチングを受けるという独自のアプローチにより、潜在的な可能性を引き出し、真の自己実現をサポートします。

治療の頻度は、週1回から月1回の指導と施術を基本とし、UE神我コーチングなどは月1回のペースで行います。また、エネルギー・ヒーリングUEの講座（プラクティショナー講座、アドバンスプラクティショナー講座）も提供しています。

にしかわクリニックががん治療で目指すこと

当院の治療は、がんを単なる病気としてではなく、人生の転換点として捉え、心身両面からの総合的なケアを提供することを目指しています。

患者さん一人ひとりの状況に応じて、これらの治療法を柔軟に組み合わせることで、がんと向き合いながらも充実した人生を送るためのサポートを行っています。

がんと「戦う」のではなく、本当にやりたいことを見つけ、それを実践しながら生きていくことが、結果として生命力を高め、気の流れを改善し、健康の回復につながると考えています。

私たちは、患者さんが本来持っている治る力を信じ、それを最大限に引き出すお手伝いをさせていただきます。患者さんご自身が中心となって自己を調えていく過程を、私たちがサポートさせていただきます。共に歩んでいきましょう。​​

【院長 西河 潤 監修ＣＤ本のご紹介】