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10月1日からコロナ対応の体制を見直します。

投稿日: 2023年10月01日(日)

2023年10月1日より当院のコロナ対応の体制を少し見直します。また、コロナの治療薬が一部自己負担となります。

 

新型コロナウィルス感染症について、2023年5月8日から感染症法上での扱いが季節性インフルエンザとほぼ同等となりました。また、コロナ診療に対する保険点数の加算が段階的に下げられており、10月1日からは加算が大幅に減額となります。それらを受けて、発熱外来をこれまでのように全例について院外で行なうことや、抗原検査で陰性だった方の全員に等温核酸増幅検査を行う運用は10月1日より見直します。

 

□見直し1

『発熱が最高37.5度未満の微熱に留まる方や、症状が出てから7日間以上経過している方』については、従来の院外の発熱外来だけでなく、院内の発熱室でも診察させて頂きます。そのような症状の方は、公式LINEの予約枠以外の時間でも院内で診察させて頂くことが可能な場合があります(事前連絡必要、マスク必須)。ただし、やはり事前にご連絡が必要ですので、あらかじめ公式LINEからご予約頂くか、あるいは診療時間内にお電話を頂くようお願いします(06-6625-7801)。また、37.5度以上の発熱の方、症状が出てから7日未満の方は従来通り院外の発熱外来で診察しますので、公式LINEからご予約をお願い申し上げます。

 

□見直し2 

コロナの検査は原則抗原検査のみを実施します。ただし、例外として発熱初日の高齢者や重症化リスクを有する方は最初から等温核酸増幅検査を行います。また、また、その他の例では医師が必要と判断した場合に限り、等温核酸増幅検査を行います。

 これまでコロナの抗原検査が陰性の場合は全例に等温核酸増幅検査を追加してきました。また、等温核酸増幅検査を希望される方には希望通り等温核酸増幅検査を実施してきました。しかし、現在はコロナに対する保険診療上の扱いがインフルエンザとほぼ同等になっていますし、コロナの等温核酸増幅検査は保険点数が700点(7000円)と高額であり、患者さんにとっても日本の医療費とっても負担となっていることから、等温核酸増幅検査については発熱当日の高齢者や医師が必要と判断した場合に限って実施させて頂きます。

 

□コロナの治療薬は薬剤費が一部自己負担となります。

2023年10月1日以降、コロナの特例承認を受けた治療薬であるゾコーバ(重症化リスクのない方が対象)、パキロビッドやラゲブリオ(重症化リスクを有する方が対象)については薬剤費が自己負担となります。

お持ちの保険証の負担割合ごとの自己負担額は以下の通りです。

 3割負担 9000円

 2割負担 6000円

 1割負担 3000円

※元々の薬価はゾコーバが約5万2千円、パキロビッドが9万5千円から6万円、ラゲブリオが4万7千円です。

 

コロナの検査が陽性だった場合にコロナの治療薬をご希望される方は、なるべく事前にその旨をお伝えください。